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「私はあなたの1番になりたい。」

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黄水仙 雲冬 オウミセン ウト
所属 |京都呪術高等専門学校教諭
誕生日 |12/22
身長 |167cm
等級|一級呪術師
呪術高専入学方法 |家系
術式|氷結創術
趣味・特技 |家事(料理以外)ピアノ
好きな食べ物 |みたらし団子
苦手な食べ物| 梅
ストレス |過去
好みのタイプ |好きになった人
一人称 |私
イメージソング |『ただ声一つ』 / ロクデナシ
CV |花守ゆみり

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・高専に行くまでの生い立ち

父親ノアがイギリス人(非術師)、母親黄水仙由紀(呪術師)が日本人のハーフである。
両親が早くに他界し日本に滞在していたノアに惹かれた由紀が猛アプローチし結婚まで至るが純血至上主義の黄水仙家に猛反対される事は分かりきっていたため2人で駆け落ち。
雲冬が生まれてからも由紀の術式の効果で黄水仙家に見つからず静かに幸せに暮らしていたものの、雲冬が5歳の頃両親が交通事故(未確定)で死亡。
呪術師として生まれて呪霊が見えてしまう雲冬の引き取り手などもちろんなく、由紀の術式の効果が切れた為雲冬の存在を知った黄水仙家が引き取る事に。(混血の雲冬は黄水仙家の恥であるものの家の名を守るために仕方なく)

呪霊の存在については母に教えられていたものの呪力コントロールなど術式について5歳の雲冬に伝えられているはずもなく、黄水仙家一族である証と言っても過言ではない「封印術」もろくに使えない雲冬への周りからの扱いは酷くなっていく一方であった。

「これ以上引き取った事を後悔させるな」と当主である黄水仙雛鶴直々に稽古されたものの呪霊の認識と擦り傷に絆創膏を貼る程度の封印術しか使えず存在意義を無くした雲冬は古びた小屋に閉じ込められてしまう。(ここまで、黄水仙家に身を留めはじめ約1年)
小屋の中には大量の札や書物などが置かれており、その中に一際目を引く棺桶があった。
この呪物こそが雲冬の人生を大きく変える事になる。

棺桶にはいくつもの札が貼られており封印された呪物だとすぐに分かるものだった。大量に埃を被っていたため雲冬が手で払おうとした時、誤って札を剥がしてしまう。
大切な物を壊してしまった、と雛鶴に怯える雲冬の目の前に現れたのは1人の女性であった。白く長い髪、青い瞳、雪のように白い肌その姿は黄水仙家の書物に綴られた「雪女」とそっくりであった。(雪女は1000年以上前の呪術師であり実在した人間である。後述)
その女性は「美雅」と名乗り自分は怒りによって呪力を暴走させ1000年以上前から黄水仙の一族によってこの棺桶に封印されていた、と語る。

自分の命はもう長くは持たない私の術式だけでも連れて行ってくれ、と美雅の術式である氷結創術を雲冬に譲渡。術式譲渡時、感情という縛りが設けられており正しい判断が出来ないほどの激しい怒哀によって呪力が膨大する。(術式の譲渡方法は美雅の家系に代々伝えられてきた命を犠牲にした呪術である、又、この呪術は名の通っていないある呪術師一族の一部しか知らない極秘情報の為流出厳禁)
術式が雲冬の身体に刻み込まれたことにより美雅の過去も雲冬に共有され、どれだけ辛い過去を送ったのかを自分の事のように感じてしまう。まだ6歳の子供な上、精神が危うい状態の雲冬はこの記憶で完全に自我を忘れるほどの悲哀と憎悪でいっぱいになり早速縛りによる呪力膨大で力を制御できなくなってしまう。
其の儘気を失った雲冬が次に意識を取り戻した場所は小屋ではなく黄水仙家の屋敷であった。

黄水仙家の書物に綴られた雪女の術式を持った雲冬に恐れ安易に暴力などをしてくる人はいなくなったものの更に忌み子として扱われる。
もちろん小学校には通えないが黄水仙の名を使っている以上呪力コントロールと一般教養は身につけておきなさいと11歳の頃高専管理の呪術師が僧侶をしている京都の山奥の寺に引き取られた。