東京都在住の会社員、簾田武志です。
現在は人事部に所属、入学要件など昇格制度に関する設計を担当しております。
入学要件と聞くと、まるで学校に入れるかどうかの要件のように感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にはそのようなものではありません。
主に昇給や昇格において用いられることのある用語です。
上位の役職に昇給させるかどうかの判断基準の1つとなります。
上位の役職として仕事ができるかどうかは、単に技術があるかだけの問題ではありません。
アセスメントや保有資格、評価結果などが複合的に判断されるのが特徴です。
結果が求められるので一定の経歴が必要となります。
企業や仕事の内容ごとに必要となる能力は異なり、どういった能力があれば満たしているといえるかを一概に断言することは出来ません。
いずれの場合でもマネジメントという責任の大きな仕事をこなせる能力が重要となるのは確かです。
人事評価においては個人的な感情をそこに含むべきではないため、機械的に判定を下せるようなシステムを導入している企業もあります。
適切に入学要件を満たすかどうかの判断が行われていれば、従業員の人事に対する信用は高くなりやすいといえるでしょう。