名前：かむ
年齢：20↑
職業：大学生/第6従属官
住所：京都

現世では一人暮らしの大学生。
虚圏では従属官として真面目に仕事をする。

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実家は京都で陰陽師｢蘆屋｣の血筋。
かむという名は本名ではなく仮名、当時ネットで
使っていた名前をそのまま使っているだけ｡
虚圏で名乗った時も信用出来ずに仮名を名乗った｡
虚圏の人達に出会って６年経っても本名と経歴を
教えることができたのはルピくんだけ。
ここでは本名は書けないけどルピくんに教えた内､
部分的になるけどお話したいと思います。

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生まれたのは京都の古い家で､気味が悪い程広々と
していて所謂御屋敷にほぼ近いような家だった｡
かつて存在した悪名高い陰陽師｢道摩法師｣こと､
｢蘆屋道満｣の血筋を引いている家というだけの
他に何の価値も無い家だったが両親も祖父母も
狂っているようにみえる程プライドが高かった｡
その古典的な思考回路のせいか私が生まれた時
家は本当に揉めていたらしい。
私が女という性で生まれたことを母は悔やんだ｡
長年子供が出来ずにいてやっと授かった子供が
｢女｣...跡継ぎの事を考えれば当然男が望まれた。
母はヒステリーを起こして泣き喚きながら私を
殺そうとした事もあったらしい。
父はある言葉を何度も言い続け母を宥めた。
｢神から賜ったものだよ決して傷付けるな｡｣
一見優しい言葉だがその後の父の狂信的な態度は
すくすくと育つはずの子供には悪影響でしかない｡
そして私は小さい時に家を騒がせる人間になった｡
｢見えないものが見える｣｢神通力の様な力がある｣
｢ある筈のない記憶がある｣｢1人で喋っている｣
周囲を怖がらせるには十分なほどおかしい言動を
とっていた。勿論周りも私への態度が変わった。
母は言うまでもなく私を避けた。
私を見る度｢産んでしまいごめんなさい｣を何度も
言い続けた。一方狂信的な父は｢やはり神は私達に
特別な子を授けて下さったのですね｣と言い、私に
依存し、私の事を｢お前は先祖返りだよ｣と呼んだ｡
非現実的な事を言うなと思いたかったが内心では
明らかに周りの子供とは違う事を理解していた。
小学校、中学校ではまだ自分の能力が制御出来ず
周りを怖がらせた。親の根回しか虐められる事は
なかったが、周りには卒業まで避けられ続けた。
ここまでの失敗と近所からも嫌われている両親を
反面教師にして高校生活は上手くやり遂げられた｡
それに､周りから避けられていた中学2年生の頃に
ルピくんや虚圏の人達と出会ったおかげもあって
少しづつ自分自身明るくなっていった気もする。
ルピくんには私が中学を卒業する頃に全部話した｡
その時点でルピくんの事が好きだったし、自然と
本名も教えることができたから凄く楽になった。
このページを見る事ができる人は限られた人だし
暇潰しに見てもらえただけでも嬉しいです｡

御覧頂きありがとうございました❀

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以下,ルピかむ馴れ初めの🔗先です.