「絵本と楽譜『少女』出版記念演奏会」実行委員会
吉原 康 ピアノソロ作品集
仙台市「戦災復興記念館」・いわき市「アリオス いわしん音楽小ホール」
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本日は予定通り18:30に開演いたします!
アリオスにてお待ちしております。
【ご報告】
本演奏会は両公演とも無事に終了いたしました。ご来場いただいた皆様、関わってくださった全ての皆様に感謝申し上げます。絵本と楽譜「少女」の冊子を購入いただいた方向けに、演奏会の配信を行なっています。
最後のページのQRコードから飛べるの動画の概要欄に公演のリンクが貼ってあります。ご購入はスクロールした先の購入リンクからどうぞ!
【公演概要】
生きたくても生きられなかったとある少女の物語を9つの楽曲と言葉で紡ぎます。プレイバックシアターという即興劇をきっかけに出会った医師と医学生がそれぞれ作曲と出演・演出をつとめます。コンサートや音楽劇という形態にとらわれない演出を、みなさんも少女に思いを馳せながらお楽しみください。
【公演日程】
・仙台公演 2024/7/27(Sat.)
青葉区「戦災復興記念館」にて 19:00開演
・いわき公演
2024/8/17(Sat.)
「アリオス いわしん音楽小ホール」にて 18:30開演
※各公演、開場は開演の30分前です。
公演に関するお問い合わせは上の封筒のマークか、こちらへご連絡ください↓
shoujo.2024.concerts@gmail.com
【上演時間】
70分程度 休憩なし
【入場料】
500円(仙台・いわき共通)
仙台公演は当日券+御招待のお客様のご案内となります。前売り券はございません。
いわき公演の前売り券は現在会場にてご購入いただけます。
【後援】
任意団体「きょうゆうプロジェクト」
【原作】
吉原康ピアノソロ作品集 絵本と楽譜「少女」
作 曲 : 吉原 康
挿 絵 : ひろ衛
作 中 詩 : 髙橋 由佳
デザイン : 上田美里
【あらすじ】
〜9つの楽曲と言葉で紡ぐ、生きたいと願った少女の物語〜
暖かな陽の光の中、周囲に祝福され少女は生まれました。少女はすくすくと成⻑し、大切な友人と出会います。大好きなお友だちと、ずっと一緒にいられますように。そんなささやかな願いを託して祈る少女。少女は、その願いがかなわないことを予感していました。
絵本で読んだ人魚姫のものがたり。泡となって消えたお姫さまに、少女は思いを馳せます。人間になりたいと願った人魚姫は、王子さまとお別れしてしまいました。けれど、良い行いを続ければ、人間と同じ魂をさずかって天国に行くことができるのです。
病床に臥せる少女は、暗い影に誘われるように足を踏み出します。今は暗く心細い夜の中でも、きっとその先に人魚姫が願った天国が待っているのだと信じながら.......
【公演メンバーと紹介】
作曲:吉原 康
出演・脚本・デザイン:丸山千智
デザイン : 伊藤優月
舞台・音響・照明:佐藤雄大
演出補佐・スライド : 井田晴一朗
トーンチャイム:李智瑋
ピアノ・BGM作曲・監督:北村 開志
♪作曲者紹介♪
吉原康(よしはら・やすし)
1961年山形県生まれ。4歳からオルガン、9歳から15歳までエレクトーンと作曲を大沼葉子氏に学ぶ。山形県小国町にある基督(キリスト)教独立学園高等学校入学を機に、合唱を同校音楽教師桝本華子氏に学び、独学でピアノを始める。山形大学医学部、東北大学医学部大学院を経て小児科医となり、現在は福島県いわき市にあるいわき福音協会福島整肢療護園の園⻑として勤務する傍ら、主にYouTube上で音楽活動を続けている。
♪奏者紹介♪
北村開志(きたむら・かいし)
2001年札幌市生まれ。東北大学医学部医学科在学中。4歳よりピアノ・作編曲をはじめる。2016 年には第17回ショパン国際ピアノコンクー ル in Asiaにてアジア大会銀賞を受賞。クラシック作品を中心とした演奏活動のほか、編曲や指揮などにも取り組む。2024年3月の山形大学医学部ピアノ同好会「卒業記念コンサート」では、編曲を手掛けた作品を自ら指揮して、同大学の学生らと共演した。
♪奏者挨拶♪
吉原先生とは「プレイバックシアター」という即興演劇を用いたワークショップの中で出会い、以来医療人の先輩として、また音楽の世界の先輩として親しく接していただき、交流を続けてまいりました。お話を伺いながら、是非とも吉原先生の音楽人生の一部にでも関わらせていただければとの思いが募っていたところに、このようなありがたい機会に恵まれ、このような演奏会を主催することとなりました。
今回の作品『少女』は「ピアノ作品集」でありながら「絵本」でもあるという稀有なものです。今回は数多くの仲間の協力を得て、「絵本」の世界観を損なわぬよう、かつこの物語の世界観が伝わるよう考え、“ことば”の朗読を演奏の間に取り入れます。加えて、ささやかな劇中劇の挿入や、ピアノの音を用いた色付けなども行いながら、『少女』の世界観を独自に表現します。
少しでも多くのみなさまと『少女』のものがたりを共有し、心温まる時間を過ごしていただければ幸いです。併せて、この少女のような、病気のために生きたくても生きられなかった子供たちにも思いを馳せる夜にしていただければ幸甚です。